長年私には自分の音楽祭をプロデュースしたいという夢がありました。

学生の頃から国内外の音楽祭に参加する中で、自分にゆかりのある土地で地元の方達に手伝ってもらいながら好きな仲間と集まって音楽を楽しみ、コンサートを通してその地域に貢献するだけでなく、音楽祭を通して音楽家としても音楽の世界に刺激を与えられるのは素晴らしいことだと思っていました。

大学を卒業してから外国に渡り、20年近く経ちましたが、今までの経験や人との出会いに感謝すると共に、これからは未来に繋がるような音楽活動を出来たらと改めて思うようになりました。

芦屋は山と海、そしてその二つをつなぐ川が流れるとても綺麗な街です。

今回音楽祭を開催するにあたってメイン会場であるカトリック芦屋教会の方達を始め、芦屋市役所・教育委員会の方達、芦屋の発展の為に積極的に活動をなさっている方達、そしてたくさんの芦屋市民のご協力を頂くことになりました。

フィールドは違えど、芦屋の未来の為に少しでも貢献したいという気持ちが私達共通のものです。

今は音楽もインターネットで簡単に音源が手に入る便利な時代になりましたが、音楽に実際に触れて感動した時の高揚感は生きることの喜びをもたらしてくれるでしょう。

音楽を通じて世代を超えた交流の場を作り、芦屋、そして音楽界の未来へと繋げていけたらと思います。

2019年8月1日

日下 紗矢子